飛行機で水中ロボットを輸送した

沖縄で開催された海洋ロボットコンペティションに参加するため愛知から飛行機でロボットを輸送した。輸送時にはバッテリ、石油系アイテム(グリス)、スプレー類の持ち込みに注意する必要あり。また、ロボットの浮力を増やすと重りも必要になり、超過料金が必要にになります。

注意が必要なアイテム

  • バッテリー
  • エアダスターや556などのスプレー(医療用スプレー以外は飛行機に持ち込めない)
  • オイル
  • 工具

設計段階の注意点

バッテリー

飛行機は電池の容量によって持込可能な本数が決まります。100Wh以下の場合は無制限、100Whを超え~160Wh以下は2個まで、160Wh超え~はNGになります。電池の容量が必要な場合は100Wh以下のLiPoを複数接続して動かすようにするなどするのも手です。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/baggage/limit/

機体サイズと重量

機体サイズと空中重量はロボットの輸送費に効いてきます。

耐圧容器の容量を増やすと、その体積分だけ重りが必要になってくるので、空中重量が増加します。飛行機の預け荷物は機体の空中重量+工具+予備(調整用)パーツ+輸送ケースの重量なので簡単に超えてしまいます。

飛行機の予約

ロボットの輸送という一般人がやらないことをやるので、荷物を預けることを拒否されるリスクがあります。LCCを使わずに信頼のあるJAL/ANAを使うことにしました。


JAL/ANAは複数名で同時に搭乗手続きをすると預け荷物の容量を合算できるので、1人だとオーバーでも2人だとOKだったりします。

出発時の注意点

バッテリー

機内持ち込みのときに、X線のときにとりだしたり、バッテリー容量のチェックがあるのでかばんの取り出しやすい位置にいれる。

万一の爆発に備えて、LiPoのセーフティボックスに入れる。

発火時のダメージをへらすために、電池を放電しておく。

工具箱

飛行機に持ち込めない接着剤、スプレー、オイル類が入っていないかの確認。ライターは手荷物にいれる。工具箱は開かないようにテープでとめる。

エアーダスター、556、オイルなどは飛行機で輸送できないので、現地調達をするお店を探しておく、Amazonのコンビニ受け取りを手配するなどします。または、陸送(船便)で現地のホテルに送るのもありです。

沖縄って別途送料がかかったり、船便指定で輸送すると追加料金を取られるので、輸送できないものは諦めました。

(会場の近くにドンキがあるのでなんとかなると信じていた。)

ロボット

パーツが振動で擦れて壊れないようにクッション入れる、ケーブルにテンションがかからないようにする。

ダンボールではなくハードケースに入れて外からの衝撃に備える。

Raspberry pi のSDカードはまるごとバックアップを取っておき、復旧できるようにする。

移動の流れ

海洋ロボコンに参加するためにロボットを持ってまずは空港(セントレア)に移動します。ロボットの運搬で止められたときのために、離陸の2時間以上前に空港に行くようにしています。(装置をもって6回飛行機に乗りましたが、止められたことはないです。)

セントレア限定情報ですが、セントレアまでの移動はミュースカイを使うと荷物スペースを使うことができるので、快適に移動できます。

空港のカウンターで荷物を預けます。預けるときにX線を通して中身はなにか聞かれるのでロボットと答えます。壊れものか聞かれるので壊れ物の場合はANAは責任を負わない旨の免責のサインを求められました。過去にはガソリンが無いか、接着剤、ドライアイス、油は入っていないか、天地無用などの指定はあるかとか聞かれたこともありました。X線の検査では特に引っかがることもなくPassしました。

次は手荷物検査です。手荷物検査ではかばんからPCやバッテリーを別のトレーに取り出してX線を通します。X線を通過したあとにバッテリーの容量を尋ねられるのでLiPoケースから取り出して、100Wh以下であることを説明しました。(バッテリは4回運んだうちの、1回しか聞かれたことはないです)

あとは、ゲート内でゆったりとお茶をして、飛行機に乗れば沖縄に到着です!(ロボットが動かない場合はこの限りではない)

那覇空港に到着したら、荷物を受け取り、ゆいレール+バスやタクシーで宜野湾に移動します。
ゆいレール+バスの場合は800円ぐらい、2時間ぐらい。タクシーで空港ー宜野湾間が4000円30分~1時間ぐらい。
バスは30分遅れで到着し、道路も激混みなので時間がかかりました。
レンタカーを使う手もありますが、タクシーだと時間帯によってはバス・タクシー専用レーンを走れるので早く到着できます。

前泊のため、ホテルに到着したら、ロボットの動作チェックを行いました。

運んだ荷物はこんなかんじ。(下から予備パーツ、ロボット、工具箱 手前にあるのがポスター)

無料で預けられる荷物は20kgまでのところ、荷物が30kg弱ありました。10kg分の超過手数料2500円払いました。(往復5000円です)

(料金超過分もチケットになるんですね。)

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