WSL(Windows Sub System for Linux)にlabelImg(アノテーションツール)をインストールする方法です.Ubuntu20.04に直接インストールする際は2.から行ってください.
実行環境
- Ubuntu 20.04
- WSL 1
- Windows 10 pro
1.Xディスプレイの設定
WSLからローカルのWindowsに画面を転送する設定をします.
ここ(https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/ )からVcXsrvをダウンロードして,インストーラを実行してインストールします.
つづいて,WSL上で次のコマンドを実行して,環境変数の設定をします.
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echo 'export DISPLAY=localhost:0.0' >> ~/.bashrc source ~/.bashrc |
2. labelImgのインストール
WSL上で実行します.
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sudo apt update sudo apt install libxml2-dev libxslt1-dev git sudo apt install pyqt5-dev-tools git clone https://github.com/tzutalin/labelImg.git cd labelImg sudo pip3 install -r requirements/requirements-linux-python3.txt make qt5py3 |
labelimgの実行
Windows側:「スタート」→「VcXsrv」→「Xlaunch」画面の指示にしたがいNextをひたすら押す
WSL上で次のコマンドを実行
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python3 labelImg.py |
参考資料
https://github.com/tzutalin/labelImg
https://www.amelt.net/imc/programming/python/4942/
トラブルシューティング
Pythonのライブラリ管理にcondaとpipを併用して利用すると,別のパッケージをインストールしたときに以前は使えていたものが使えなくなることがあるようです.
エラーが多発するときはあきらめて,次のサイトの方法を利用するとうまくいきましたが,YOLO形式には対応していませんでした.
https://qiita.com/mdo4nt6n/items/cd252aaeaa2a0b506cff