この記事はAdvent Calendar 2016の6日目の記事です.
先週末に開催されたOgaki Mini Maker Faireの土曜日の方に行ってきました.
個人的に面白かったものです.
はじめに「Maker Faireとは」
「Maker Faireは、電子工作やロボット、クラフト、ペーパークラフト、電子楽器、サイエンス工作、リサイクル/アップサイクルなど、様々な分野のつくり手「Maker」たちが全国から集まり、つくったものを見せ、語り、その楽しさを共有するイベントです。」
(出典:Ogaki Mini Maker Faire の公式サイト,http://ommf.iamas.ac.jp/)
会場まで
大垣駅までは名古屋までの安い切符を金券ショップで買い,名古屋から大垣までの追加切符を購入して行きました.
不足分を追加するのは乗車前に窓口で切符を購入する必要があるらしく,在来線側の窓口の列に並んでいたところ新幹線の窓口へ案内されて,30分ぐらいまちました.(この日は1/3の新幹線の乗車券の発売日だったので)
待っている間に,「買う切符間違えたかな」「新幹線に乗ってしまうのではないのか」と不安になりつつ,「新幹線にのったら硬いアイスクリームを食べないといけないな」と開き直っていました.
問題なく,在来線に乗ることができました.窓口では「在来線でいいですよね?」と聞いてくれたので一安心.
大垣まで約1時間30分ぐらいの旅でした.
そこからバスで15分ほどで会場へつきました.
展示
あとは,面白いと思ったものを紹介します.
バームクーヘンマシーン
棒を回転させる機械で,速さを自由に変えることができるそうです.
この装置をBBQコンロの上において焼きます.
このままでは液垂れしてしまうので,最初の固まらないうちは高速回転させて,液がしたに来る前に回してしまうとのことです.
一般的なバームクーヘンマシーンは火が横からでていて,下には落ちた生地を拾うお皿があります.横から火を加える機構は自作すると大変です.
落とした生地を拾うお皿を考えるのではなく,落とさないようにするというのが面白かったです.
ちなみに,アルミホイルを巻いてから焼き始めるときれいに抜けるみたいです.
製作者のかたによると,バームクーヘンマシーンを作ろうとしたことがあると話すかたが多いそうです.
バームクーヘンマシンをつくろうとする人はわた菓子機を作っている気がしました.
そのうち,BBQ場か寮のコンロで作ってみたいと思います.
導電性糸と導電性インク
導電性の糸と導電性インクを使った作品が展示してありました.
導電性の糸はだいぶ前から市販されていますが,服に電子工作をしても洗濯できないのでどこに使うのだろう?需要あるのか?と思っていました.
トマト(?)のぬいぐるみを触ると,触った箇所が後ろのパソコンに出力されます.
タッチセンサを使っていると思いきや,ぬいぐるみに縫い付けられた糸がセンサになっていました.
ぬいぐるみの上から下に向けて導電性の糸を縫い付けられています.糸の先は静電容量センサ基板につながっていて,糸はタッチセンサとして動作します.
タッチセンサは何かに使えそうな気がします.
次は,導電性インクを使用したセンサです.
導電性インクをプリントした紙をフェルトで挟んでいます.
導電性インクの先は静電容量センサモジュールにつながっていて,タッチセンサとして動作します.
導電性インクはベタベタしているようで,直接手で触るとインクが手につくようです.
空中操作タッチパネル
空中に画面が浮かび上がるタッチパネルがありました.
再帰性反射材とハーフミラーを使った画面でAIRRタブレットと呼ばれるものを自作した作品でした.
スケボー
写真はないですが,コナンのスケボーみたいなのに乗らせてもらいました.
加速すると,加速時に体が置いて行かれて,スケボーだけ進んでしまいました.
落ちないようになめらかに加速する制御ができるアガサ博士の技術力はすごいものだと思いました.
(アガサ博士がMaker faireに出るとおもしろいだろうな)
最後にラムネをクリスマスツリーの前で飲んで帰ってきました.
あとがき
来年は自分も出展したい.
撮影した写真を元に記事を書いていましたが,うまく撮れていませんでした.
被写体の角度がおかしいとか,ぶれているとか
2016/12/06 スケボーの話を追記しました.(思い出しました)